朝晩の冷え込みが強まり、東北はいよいよ冬支度の季節です。雪や凍結のトラブルは、降り始める前の準備で防げるものも少なくありません。今回は、冬前に確認しておきたい外構の雪・凍結・積雪対策をご紹介します。
宮城の積雪量はどのくらい?
気象庁の平年値(1991〜2020年)によると、仙台の年間の最深積雪は16cm、1月・2月でも約10cmです。積雪が20cm以上になる日は、年平均で1日に満たない程度です。
ただし、積雪の想定は地域によって異なります。建築基準法では、構造計算に用いる「垂直積雪量」を自治体が定めており、まれな大雪も想定した数値になっています。宮城県の施行細則では、名取市・岩沼市・多賀城市・富谷市などは40cmと定められています。ほかの市町村や区域では数値が異なる場合があるため、お住まいの地域の数値を確認しておくと安心です。
外構の雪・凍結・積雪対策まとめ
外構の雪対策を、対策する場所ごとに以下にわかりやすくまとめました。
| 対策する場所 | 主なリスク | 主な対策 |
|---|---|---|
| カーポート | 積雪による変形・破損 | 地域の積雪量に合った耐積雪強度を選ぶ |
| アプローチ・駐車場 | 路面の凍結・転倒 | 水勾配・滑り止め仕上げ・融雪設備 |
| 立水栓 | 水道管の凍結・破損 | 水抜き・保温・不凍水栓柱 |
| 敷地全体 | 雪の置き場がない・排水の詰まり | 雪置き場と排水経路を計画する |
カーポートの積雪対策|耐積雪強度の選び方
カーポートの商品には、一般的な耐積雪20cmのほか、積雪地域向けに30cm・50cm・100cm・150cm・200cmなどの強度が用意されています。耐積雪20cmのカーポートは、積雪が20cmを超える前に雪下ろしが必要です。
◎ 選ぶときのポイント
- お住まいの市町村の垂直積雪量(建築基準法に基づき自治体が定めた数値)を確認する
- 雪は水分を含むと重くなるため、余裕を持った強度を選ぶ
- 耐積雪強度が上がるほど価格も上がるため、地域の積雪量に合わせて選ぶ
お住まいの地域に合った強度は、外構業者に相談すると安心です。
アプローチ・駐車場の凍結対策
凍結の主な原因は「水」です。水がたまらない設計にすることが基本になります。
- 水たまりができないよう、排水に向けた水勾配をしっかり取る
- 刷毛引きなどの滑り止め仕上げで、凍結時の転倒リスクを減らす
- 階段にはノンスリップ(滑り止め)を取り入れる
冬前に、雨の日に水がたまる場所がないか確認しておきましょう。
立水栓の凍結対策と雪置き場の計画
冬前には、立水栓の水抜きを済ませておくと安心です。水抜き栓を閉めて、中の水を出し切るまで蛇口を開けておくだけで対策できます。新築や外構リフォームの際は、不凍水栓柱を選ぶ方法もあります。
また、除雪した雪の置き場も忘れずに。通路や排水ますをふさがない場所を決めておくと、雪解け水の凍結や排水の詰まりを防げます。
仙台・宮城で冬に強い外構をご検討の方へ
エクステリアサービス株式会社は、仙台・宮城で20年以上、地域の気候に合わせた外構づくりに取り組んでいます。カーポートの選び方から、水勾配や滑り止めなど外構全体の見直しまで、雪や凍結に配慮したプランをご提案します。冬が本格化する前に、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。
